巡る巡る 「優しさ」は増えながらめぐる

(2016年 某日)
ご批判もありましょうが これ私の好物
蛙の子も同じく好物
その、うちの若い男が学校からの帰り道
友達とオヤツを買いに店に入る
友達は1ドルのドーナツを買い
若い男はこのチョコが欲しかった けど
少々お小遣い足りず
しぶしぶ諦めて店を出る
しばらく歩いたところで
後ろから走ってきた年配の女性に呼びとめられてふりかえると
「はい これ」
目次
彼女の手にはチョコが!
「えーーっ」
「だって本当に欲しそうだったし。でもちょっと足りないって。いい子だろうなってなんかわかるし。あげたいなと思って。」
「いいいいいい、いやいやいやそんな、、、」
と、アワアワしてる間にその人はチョコをかばんの上にそっと置いて去って行ったそうな
“How sweet!”
「やっさシィ~」
と感動した若い男はそこで(私の)義理ママに電話をしたという
「なんで?」
「だって、なんかおばあちゃんがやりそうなことじゃない!」
「、、、たしかに」
祖父母の善行が回り回って孫にチョコを運んでくれたのか!
有難や
「親切は回したほうがいいかと思ってホームレスの人がいたらあげようと思って食べずに歩いたんだけどでも会わなかったから、やっぱり僕が貰うことにした」
ということで、チョコは無事まるまま若い男とともに帰宅
母もご相伴に預かる
うんめぇ~
どこのどなたか存じませぬが
優しいお気持ちをありがとうございました。
ごちそうさまでした。いつもの数倍美味しかったです。
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