「年齢はX才じゃなくて、Xカラットでよぶ」by Naomi Kawashima
人生はいつ終わるかわからない 人も自分も
少し時間がたってしまいましたが
川島なおみさんの訃報のニュースを聞き
同世代としては、ショックです。
私自身、50代を目の前にして
自分のすすむ方向がわからなくなっていました。
当時、NYの書店にいっても
40代までは、20代からの延長の雑誌
50代以降はいきなり60、70、80、ひとまとめで老人
年金、保険、老い支度、、
どれも大事なことだけど
1日違いで 昨日までファッショーン 今日からねんきーん
にとまどいました。
長い話を短くすると
お手本が欲しかった
そして、そのお手本さがし
しいては、本当の自分が一体誰なのか出会っていく
手段のひとつとして
まゆともトーク というインタビュー番組をつくりました
Youtube まゆともトーク
その初回のインタビューの時に
同世代のゲストとのトーク中に
年齢の話になり
私が言ってるんです
「川島なおみさんは、年は、X才とは言わず
Xカラットと呼ぶそうなの。いいじゃないですか。
年をおうごとにカラット数が増えて輝きを増していく!そんなふうに生きていきたいですよねえ。カラットっていうと、年をとることがすごく誇らしくなるようです。80才っていうとおばあさんなイメージ、80カラット!っていうと、どうだまいったか、まぶしいぃでしょう!来年はもっと眩しいよ。的な。それでいこう。」
というようなことを言いました。
川島なおみさんを実際には存じ上げないけれど
まさに、ご自身のカラット数いっぱいに、
いやそれ以上に輝いて生きられたようにおみうけします。
一度お話を伺いたい人でもありました。
人の人生はいつ終わるかわからない
会いたい人には、「いつか」じゃなくて
今会いにいこう。
自分の人生もいつ終わるかわからない
自分がやりたいことは、「これが済んだら」とか
「もうすこしちゃんとできるようになってから」じゃなくて
今、すぐに、未完のまま始めよう。
そんなことを改めて強く感じました。
ご冥福をお祈りします。