初めてのダイエット 必要ないよと言われるのだけれど

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三日坊主は越して5日目

 

 

「人生初めてのダイエット始めます」

 

宣言をしてから早5日が経過した

 

関係のない人さまを巻き込み「宣言」などと大騒ぎしてまで

「ちょっと見張られている」感

「言った手前やめられない」感

 

 

で、自分を追い詰め

無理にでも盛り上げないと

この 運動嫌いで三日坊主な私の重い腰は上がらない。

と、わかってたからだ。

 

 

 

地味に「宣言」してみたところ

周りの反応は実に面白かった

もちろん

 

「あなたがやりたいなら」と、応援してくださるエネルギーは、

そこにあるものの

ほとんどが

 

 

 

「要る?ダイエット」

「どこが太ってるの?」

「全然必要なーい」

「ダイエットが初めて、だなんて」

「受け入れることも大事」

 

とかなんとか、ほぼ真剣に受け止めてもらえなかった。

 

 

気がする。

 

 

「いや、だから本人が、必要だと言ってるんだけどな」

 

 

と心の中で呟くも、

 

「怒るで」

 

 

と、怒られたりもした。

 

 

コロナで1年 ほぼ実物をご覧になっていないということを

みなさま お忘れ

 

ズームで頻繁に会ってた人たちだって

見てないでしょう

上半身しか

 

 

もちろん

全員素っ裸になって 比べても

中高年あるある で

世間一般的には別に大したことではないのかもしれない(願)

 

 

しかし、私が今、感じているこの

「下腹と二の腕における、非常事態」はあくまで当社比

 

 

結婚した頃に比べたら

20年後の今はなんと!

 

9キロ増 でっせ 奥さん

 

夫にしてみれば

ズバリ「詐欺」

 

 

出産後、初めて、かつ一次的な

「走ったら揺れる胸」

を手に入れた私は、嬉々として夫に聞いたことがある

 

 

「ねえ、ねえ

全体にスリムだけど胸がないのと

全体にぽっちゃりしてるけど胸もあるのと

どっちがいい?」

 

 

 

「、、、うーん 運動もした方がいいね」

 

 

と、回答よりも対策案が返ってきた

 

そりゃそうだ 当時すごく痩せ、表面積がまったいらな私と

結婚に踏み切った人なんだから

彼のツボは巨乳ではないのだろう(アーメン)

 

しかし

 

結婚してしまえばこっちのもの

 

 

 

夫の対策案は丸無視

意識的な運動をするでもなく

もともと、太りにくい体質、、、なのを良いことに

全く、何も考えずに

ここまできた

 

 

忘れもしない小学生時代

算数の時間に「平均値」の出し方を習っていた時のこと

先生が

「例えば 体重で平均値を出してみましょうか。

一番重そうな00君と

一番軽そうな片岡さん それぞれ体重何キロ?」

 

といきなり聞かれた。

かなりの問題発言だとも今なら思うけど

 

正直に答えた

すると

 

 

「あら それは軽すぎるわ

今度から体重測定の時にはパンツに石でも入れて来なくちゃ」

 

 

と、言われた、、、と記憶している。

 

繊細さのカケラもなく、、、

 

 

それほど、私はクラスの中でもいつも一番小さくて軽かったのだ

 

母親も苦労したっぽい

細くてもいいから、健康であって欲しいと願う親心。

今ならわかる

ご飯から食べてしまうとおかずが食べられなくなってしまうので

 

「ダメよ、ご飯はおかずを食べてからっ。背が伸びないよっ。」

 

 

 

とか、怖い目をして言うので

言いつけ通りおかずから食べていると、

結局ご飯は食べられなくなったりする

白いご飯山盛り食べたい、、、

 

 

悔し紛れに

私は先生に告げ口をした

 

 

 

「うちのママはご飯を食べさせてくれないの。」

 

 

 

やばい

これはやばい 聞きようによっては

かなり やばい 問題発言

すわ児童相談所出動か?

 

 

案の定

親子面談の時、先生は単刀直入に母に切り込んだ

 

 

「お宅は、娘さんにご飯を食べさせないんですか!!!!」と

 

 

帰り道、母に散々怒られた。

 

 

 

 

食べ物を「見る」だけで太る体質の方もご苦労は多いだろうけど

食べても太れない人にも、苦労はあるのだ。

 

 

そんな私が9キロ増し!

 

 

20年じっくりかけて蓄えた9キロ

貯蓄でもこんなに確実には増えまい

 

 

 

9キロ って すごい

スーパーでで9キロのお肉を買って帰ってこようと

思ったら、大変なこと

 

大きいし重いし

 

それを、毎日 運んでいる!! 自分の身体中にまとって

 

やっぱり重いし

動きも鈍い

 

おそらく9キロのうち 3キロくらいは去年の増加分

 

(まともに、体重計に乗ったことがなかったので詳細不明)

 

コロナの1年が、トドメを刺した

ように思う

 

コロナ前だって、試着室には入って

同じ灯りの元、同じ大鏡で見たはずだ

ほぼ、関心がないからよく見てなかったとはいうものの

それでも

 

 

その時には、感じなかったものを

コロナ後には感じた

無視できないレベルの物を見てしまったということだ

 

 

あの日、試着室で見たものは

 

鶏肉で言うならば(ごめん)

 

草を食べて畑を走り回ってた鶏と

じっとしたまま餌だけ与えられた鶏

 

 

間違いなく後者のそれだった

 

コロナ禍で、後者の鶏とライフスタイルが一緒

 

だったのだから

結果が同じなのは、筋が通っている

 

 

 

本当に、やばい感が満載だった あの光景

あの自画像さえ忘れずに思い出すことができれば

初めてのダイエットも続けられるんじゃあないかと

思うほどに、、、

 

 

まあね ここまで行ってないけど

 

何も9キロ戻したいわけではない

結婚した頃は 仕事がきつくて

痩せすぎ 理想体重(心地いい体重)より2〜3キロ 下回っている

あの体もしんどい

 

それよりもっと若い時など マッチ棒体型だったし

時間を巻き戻したいなどとは微塵も思ってない

 

ただ、 住み心地の良い体に戻したい

 

と思うだけ

 

 

それに加えてもう一つ

 

 

動くときに

「よーっこらどっこいしょ」

に加えて、

周りの何かにつかまって立とうとしている自分にも気づく

コロナ禍+長い冬

 

「重い」に加えて「弱っている」体

 

 

 

もうこれは

「いつまでも、美しくありたい」

 

とか

 

「着たい服を着てご機嫌でいたい」

 

とかいう贅沢な「美」のレベルではなく死活問題

 

 

 

 

このまま野放しにしていたら

自分のやりたいことができなくなる。

 

(世話にならないにこしたことはないし、対策も取ろうと思うけど)

20〜30年後には、お世話にならざるを得ないかもしれない

介護してくださる方にも迷惑をかける

 

 

介護される人もある程度の筋肉を保ち

介護する方の動きに協力できないと オムツひとつ替えるのだって

介護してくださる方は一苦労なのだということを

私は知っている

 

 

とは言うものの

どんなに素晴らしい先生でも

「筋トレ」 と聞いただけで

拒否反応のでる私が、具体的に一体何をどうしていくのかは

まだまだこれからゆっくり考えるけれど

 

 

とりあえず 本人的には真面目な

緊急事態ダイエット宣言であり

5日 続いてまーす という報告、、、

 

 

 

あぁもうここまで言っちゃったら たーいへん

AUTHOR

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2021/04/26