巡る巡る 「優しさ」は増えながらめぐる
見えないところで「優しさ」は増えながら巡ってる
(2016年 某日)
ご批判もありましょうが これ私の好物
蛙の子も同じく好物
その、うちの若い男が学校からの帰り道
友達とオヤツを買いに店に入る
友達は1ドルのドーナツを買い
若い男はこのチョコが欲しかった けど
少々お小遣い足りず
しぶしぶ諦めて店を出る
しばらく歩いたところで
後ろから走ってきた年配の女性に呼びとめられてふりかえると
「はい これ」
彼女の手にはチョコが!
「えーーっ」
「だって本当に欲しそうだったし。でもちょっと足りないって。いい子だろうなってなんかわかるし。あげたいなと思って。」
「いいいいいい、いやいやいやそんな、、、」
と、アワアワしてる間にその人はチョコをかばんの上にそっと置いて去って行ったそうな
“How sweet!”
「やっさシィ~」
と感動した若い男はそこで(私の)義理ママに電話をしたという
「なんで?」
「だって、なんかおばあちゃんがやりそうなことじゃない!」
「、、、たしかに」
祖父母の善行が回り回って孫にチョコを運んでくれたのか!
有難や
「親切は回したほうがいいかと思ってホームレスの人がいたらあげようと思って食べずに歩いたんだけどでも会わなかったから、やっぱり僕が貰うことにした」
ということで、チョコは無事まるまま若い男とともに帰宅
母もご相伴に預かる
うんめぇ~
どこのどなたか存じませぬが
優しいお気持ちをありがとうございました。
ごちそうさまでした。いつもの数倍美味しかったです。
AUTHOR
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka
神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。
その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。
40才で結婚、43才で出産。
しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。
YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。
登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。
NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。
教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。
いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。
そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。
魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。
ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about
片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら