口角のあがる引き出しに変身

さくラボ

箸置きで感じた「今、ここ」感?

珍しく続いている、朝プチ断捨離の流れで

今朝は箸置き

 

毎回片付けるたびに、置き場所や、箸置きを入れる器は変わっても

箸置きのメンバーそのものは変わらなかったような

考えもしなかった

中身を吟味などすることもなく、そのままキープしてきた

でも

 

今回あらためてメンバーチェック

画面左上

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ぎうぎうの引き出しの、その奥の

ボールの中に無造作に放り込まれた箸置きたち

 

その中には、、、

いただいた夫婦たぬき箸置き

嫌いじゃないけどすごーく好きでもない

ほとんど使ったこともない

でも、確か頂いたのが新婚時代で

物が夫婦だぬきだけに、それを手放したらバチが当たりそうで

手放すなんて考えられなかった

そんな、、、たぬきの箸置きを手放したくらいで

ダメになる夫婦仲なのか!? だよね

そして

 

確か20年ほど前になぜか一個だけ買ったサンリオ(?)クマの可愛い系箸置き

クマは子供が喜ぶかとずっととっておいた。使用回数ゼロ。そして彼はすでに12才

すでにそれを使わせたら怒る年頃

 

たぬきとくま、今回は手放すことに決める

ありがとう、さようなら

 

こうして手元に残った

猫と亀とさくら (どんだけ動物好きなんだ?)

 

もう一度洗って、丁寧にふいて

ひとつずつそろっと

白いカウンターの上に置いていった時

あっ

感じてしまった

 

片付いてきれいにしてある(このところ毎日手をかけてるからね〜♪)

白いキッチンカウンターの上に

ひとつずつそっと置いた時

一瞬

あぁ本当にそこに「ある」 って

 

おもった

 

今、ここにいて

この箸置きをただ拭いてそこに「置く」

ゆっくり 丁寧に それだけをやる

 

急がなくていい

どこへも行かなくていい

何も解決しなくていい

 

「今、ここ感」とでもいうか

この心地良さ、このどことなく心が整う感じは、、、

何かに似ている!!

 

そうだ!

やっぱりこれだ!

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あるべき物があるべきところにあって

それを、ひとつずつ大切にていねいに扱う

命あるもののように、リスペクトをもって

そこに、、、「置く」

 

すでにきれいなのだけれど

自分の心を磨くために ふく=清める

 

たかが箸置き、されど箸置き

似てたんだなぁその感覚が!

 

それは捉えどころもなくて、言葉にしようとすると

すぐに消えてしまう

溜め込み体質、元収納の帝王、維持管理三日坊主の忘れん坊

そんな人間が語るには

あまりにもあやふやなこと

 

でも

感じちゃったんだから仕方がない

 

物と心と行動がひとつになったとでもいうか

曇ってたメガネがさっと晴れて、突然

「よく見えた!」みたいな

不思議な一瞬だった

 

箸置きの数は減ったけど

かえって豊かな、、、地味だけど

死んでいた関係が息を吹き返した瞬間

 

引き出しの中にひいたマットの上に

そろっと置くたびに

ひとつひとつが、ものすごく特別なものに思えてくる

 

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そして、思い出した

本の写真でみた断捨離ファンの間では有名な

断捨離ハウスのキッチンの引き出し!

あれを初めて見た時は、新鮮な驚きだった

なんだこれは! と思ったなぁ

 

特に箸置きが!

可愛いのが少しだけ チョン♪ちょん♪チョン♪ちょん♪

と置いてあって

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「ほんまかいな?」

「これで生活ができるのか!してるのか?」

(ごめんなさい)

 

引き出しまでこんなすっきりしてたらどんなに気持ちいいだろう

でも、、、

所詮わたしには無理

違和感ありすぎ

レベル違いすぎ

 

と、思った気がする

あれから数年の月日が流れ

 

今だに何度めかの断捨離に挑戦しては

開かずの間を解放し、維持を忘れ意識が多忙な外の活動に向き

気がついたら「あらま〜」と残念な状態に

解放したはずの元開かずの間は元の木阿弥

一念発起してまた開けて、、、を

繰り返しているのが現状で

 

年明けからの朝断捨離も いつまで続くか怪しいわたしで

家のほかの部分はなんじゃらほいで

まったくの一点断捨離主義なんだけど

 

でも

ここに喜びを感じているわたしがいる!

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いわゆる断捨離ふうを、真似して

人に見せるためじゃなくて

 

「自分が気持ちいい」を形にしたら こうなった!

まさか、わたしにこんな日が来るなんて!

 

快挙

 

引き出しをあけるたびに

口角があがる あがるぅ

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AUTHOR

プロフィール写真
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2016/01/15

最終更新日:   2016/01/23