お稽古茶会は 天女茶会で! 前編
夢のコラボ茶会実現なるか?
「桜子さん、そろそろお稽古茶会を、、、」
という森宗碧先生の言葉に聞こえないふりをして早数ヶ月
茶人 森宗碧さん
正直、気が重い
実は前回の稽古茶会も終わってみればひじょーに楽しかった。
でもそれは先生と姉弟子のさわみちゃんが
私の両ワキを支えてくださって、らくらく滑ったスケート
みたいなものだった
一度ならず二度までもそうはいくまい。
それで、なんとなく、その件に関しては先生と目があわないようにしていたのだけれど
でも、その時、突然頭の中に
ピンと浮かんでしまった
天女茶会!
「ピアノ&クリスタルボウル奏者の守谷直恵さんが、
和室でお着物姿でクリスタルボウルを奏でてくださるお茶会!
まさに天まで誘ってくれるような 直恵さんのくり坊の音
そうだ
過去にうちで、でまかせで歌い踊る会など開いていた時の参加メンバーは
まさに天女のような方達、彼女たちをお招きしての天女茶会!」
あの、天に舞い上がってしまうような美しい音と、お点前の共演
彼女の音に浸る時と、
(私レベルの話だけど)お点前に没頭している時と
これが不思議と、
身体感覚が似ている!
とずっと感じてきた
深い瞑想状態のような
心が、細胞が、整う感じ
体はリラックスしているしているけど
冴えている感じ
くり坊演奏を聞かせてもらう時は受け身
お茶は、体を動かしている という違いはある
でも、いつも頭の中がうるさい私には
頭ではないところで
静かに感じる確かな「幸福感」が似てる!
と、ずっと思ってた
これを一緒にやったらどんなことになってしまうんだろう???
どんなふうに感じるんだろう?
私だけでなく
その場にいる方全員にとって きっとすごいことになっちゃうんじゃ?
しかも
その直恵さんがもうすぐ日本へ帰ってしまう
NY滞在中どれだけ私たちを
その奏でる音で細胞レベルで整え癒し幸せにしてくれたか
(潮騒とくり坊かぶりつき席でねころんで昇天中)
(体に直接のせてみたら?という実験中)
お礼の気持ちをこめて彼女を想って開くお茶会、、、
(、、、のわりには、やっぱり彼女に演奏してもらうという 根本的な矛盾はあるものの)
「一度お着物でくり坊もやってみた〜い」と
確かおっしゃってた。
お着物お貸ししましょう、着せ付けいたしましょう。
それを楽しみに来てくださらないかしらん
「いいよ」
ハイ決まり!
先生は、
全員で大きなお茶会をするときに、自発的に自分の役割がわかって動けるように、
お稽古茶会の機会を与えてくださってるーーーのであって
初心者の生徒に、コラボイベントの機会をくださってるわけではない!!!
100年早い、とんでもない内容のお茶会 でもでもでも、、、やらせてくださいましっお願いっ!
「いいですよ」
ハイ決まり!
先生、ありがとうございます!
あれこれ調整して、いよいよ日にちが決まったのが
本番三日前
具体的にお客さまはどなたを?お軸は?お花は?お菓子は?着物はどれにする?
うひゃー はしれ〜!