溜め込み屋の七不思議 大事な物ほど「何かの時のために」取っておき、、、そして忘れる

さくラボ

大事にとっておいて、一生使わない方がもったいないヨ

 

もったいないから 捨てられない はもちろんのこと

もったいないから 使えない もあるよね〜

 

話はとびますが

我が家のお箸、特に深く考えることもなく、

家族人数分以上 いれてあった

(正しい日本の主婦の方、スルーしてね)

 

我ながらガックシのビフォアー写真

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それで、今回は、

普段使う三組しか箸入れにいれない

各自責任をもつ

 

という

わが家的には画期的なプランを実行

一件落着と思った矢先

 

別の引き出しの奥に大事そうにしまってあった箱がでてきた

なんだろ? と思ってあけてみたら

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あ〜れ〜こんなすてきなの もらってたんだ〜!!

お友達が日本に帰省した時のお土産にくださった

マイネームいり うふっ

 

帰省中忙しい中

思い出してくれて、名前を彫ってもらうという手間をかけてくれた

そのこと自体がありがたく

 

「いや〜いやいやいやいや 普段になんかとても使えない。何かの時のためにとっておくわ。」

と思ってしまい込み、、、そして忘れてた ごめん

 

それにしても、、、この

何かの時 って、 なに? いつ?

 

子供のころ、我が家ではムード的に、それを教わったような気がする

なんとなく、バチあたりな感じ、、、?

いただいた物、買ってもらった物を

すぐに普段用におろして、乱暴に扱い

すぐに消耗させて

肝心の、「何かの時」にきれいな物がない 、、、ダメな子

(とは言われてないけど)

 

おぉおおお なんか妙な説得力がある うまく不安をついてくる

そして無意識のうちにそれは受け継がれ

今度は、自分の子供にも、同じようなエネルギーを送ってる気がする

 

「そんなふうに、すぐに軽く使ってぇ。もっと大事にしなさいよ」

 

みたいなこわい顔をしてたかも

 

こういうアイテムの場合

それが本当に物を大事にするということなんだろか

 

わたしはもういいや

この年になって

あとどれくらいの時間が残ってるのかわからない マジな話

 

「あー箱入りのおニューな状態で今までとっておいてよかった!』

と、喜ぶ「何かの時」は果たしてくるんだろうか

 

きっと  こない

 

このまま 「大事に」待ってても 終わってしまうよね

人生の方が先に いやほんと

 

第一これだけ残っても、他の人使えないし 名前入ってるから

わたしいがい わたしじゃないのぉ〜 ♪

 

残る道は棺にいれてもらう、、、!?

 

せっかくのスペシャルなお箸を使うのが

旅立ちの時、、、って

いやだ〜!!!

くださった方も わたしの棺に入れるためにくれたわけじゃあるまい

 

それで、勇気をもって普段に使わせてもらうことにしましたの

オーバーに聞こえるけど

いや、勇気ですよ これも

 

50代にして親の教えに刃向かう 勇気

 

オーバーだけど

ありましたね、こんなところにも小さいのが

しばられてましたね、こんな年になっても

 

大事にとっておいて、使わないまま逝く方がもっともったいない!

毎日使う「普段」アイテムこそ

素敵なもの、大事な物、使うのがもったいないようなお気に入りの物こそ

 

今使おう!

大事に使って、にんまりが増える毎日!

 

Y子ちゃん ありがとうね 大事に毎日使わせてもらってます!

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使ったらすぐに洗ってふいて所定の位置に イン!!

この、当たり前のことが、すごく嬉しいゾ

 

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2016/02/19