311をきっかけにみつけた使命
「何か、何か自分にもできないか!?」
長谷川純子さん(主婦)
「うちの子はいつもこの時間に帰ってくるから、だからここで待っている、帰ってくるまで、ずっと」
と、震災直後、テレビニュースの中で語るお母さんの言葉に、長谷川さんは打ちのめされた。
場所は日本とNY、離れていても気持ちは母の想いは同じ。
痛いほどわかる。
「何か、何か自分にもできないか!!」
いてもたってもいられなくなった長谷川さんは必死で考えた。
今の自分が、持っているもの。好きなもの。
着物が好き、お茶が好き、自分が住んでいる町(マンハッタンの中のルーズベルトアイランド、桜並木がある)が好き
その好きなものを全部あわせて何か。
そうやってうまれたのが、ルーズベルトアイランドで初めてのチャリティーさくらまつり
着物好きに着物姿で町を歩いてもらって写真撮影会や
和楽器の演奏会
経験もなにもなかった長谷川さん、地元の人をまきこんで、数々のマジックを起こしながら
ついに、まつりを成功させ
寄付することに成功したのです。
そんな長谷川さんにお話しを伺いました。
AUTHOR
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka
神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。
その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。
40才で結婚、43才で出産。
しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。
YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。
登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。
NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。
教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。
いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。
そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。
魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。
ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about
片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら
公開日:2012/05/08
最終更新日: 2015/02/13