「やってみたい」を実現するのも捨てること by やましたひでこさん

叶えたいといいつつ

叶ったらちょっと困る、、、!?

 

 

「いつか使う、着る、」と思って 手放さないものが

クローゼットの奥で腐りかけて

わたしのエネルギーを吸い取っていくように

 

「一度あれやってみたい」

「あんなことあそこであの人たちとやったら面白いかも」

「ここでこういういことやると美しいだろな、気持ちよさそう」

 

と、日々バンバン浮かんでしまう頭の中の「絵」

 

わたしの場合

あまりにそれらが浮かびすぎて

実現がおいつかない

 

かといって完全に 「忘れる」 こともなく

「いやいや、やるから、時が来たらやるから」と思っているから手放さない

 

人には見えない「物」だけど

「捨てられない」物たちと全く同じように

 

たまりにたまってパツパツ

知らない間にわたしのエネルギーを吸い取っている!

だだもれ、、、

 

こりゃいかーん

 

断捨離提唱者のやましたひでこさんがNYにいらしたときにぶつけてみた

 

桜「やってみたいっていう想いも、物と一緒ですよね

すっぱり諦めて手放すか

手放さないなら実現するか

どっちかにしないと

パンパンになってくる、、、『

 

師匠「そう!もう実現しようよ!全部!」

 

と、イエローキャブの中で、隣に座っていた師匠は

いきなりワクワクっの少女ビームを放ちながら、体を起こしてこっちを見て言った。

そして次の瞬間

いきなり侍(?)的な空気感で付け足した。

「実現するってことも、結局は 捨てることなのよ」

 

わぉ

 

かっこいい、、、、

とミーハーしてる場合じゃない

 

早速意識して、新旧とりまぜ溜め込んだ

「やってみたい」の断捨離にも着手することにした

 

人さまがからむと、大プロジェクトになってしまうので

とりあえず

自分の中の小さな「一度やってみたかった」を

絶賛実現中

 

人からみたら超しょーもないことでもね

 

かまくら作りとか

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断捨離ジャーナルとか

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片付いたキッチンでおうち抹茶とか

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フロリダの湖畔でお抹茶とか

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ガラス工芸体験とか

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りんごで作るバラの花束パイ作りとか

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胎内記憶研究の第一人者 池川明先生もNYでおっしゃってた

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「魂はけっこうなんでもやりたいんだよね。

経験することが目的だから」

 

そうなんだろうなぁ

まず第一楽しいし

「一度やってみたかった」っていう自分の中の声を聞いて充してあげるってところも

私的にはとてもツボで

すごく喜んでるのが伝わってくる

いい感じ〜

 

でも、、、

同時に本当は気がついている

 

こわくてこわくてこわくて 実は

本命にはまだ手を出せずにいることを

まだこの後に及んで 往生際わるく逃げている

情けないわたし

 

本命に手を出して

失敗する、恥をかく、、、そんな自分に自分が耐えられない怖さ

それに加えて

ひでこさんがおっしゃるように

 

「やってみたいを実現することも結局は捨てること」なら

 

もしかしたら

大事に大事に長年抱えて、しがみついてきた「本命のやってみたい」を

実現するということは

実現の暁には

長年の夢を手放すことにもつながるわけで

 

もしかしたら

そのことも「こわい」と

どこかで思っているのかもしれなくて

 

叶えたいといいつつ

叶ったら叶ったでちょっと困る、、、!!!???

 

チキンなわたしのブロックは、万里の長城レベルに、はてしない

 

 

今までなら、

「しっかりせんかい!」と

ビシバシッと鞭うってたんだけど、、、

 

今は、そんなこんなもコミコミで

情けない自分も愛おしいと 抱きしめつつ

 

耳元で

 

「本命のバイオロジカルクロックが、カチカチ言い始めてることだけは言っておく」と

ささやいている。

 

 

 

 

AUTHOR

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2016/04/03