上空1万1千キロひとり野点にトライしたものの、、、
飛行機が日本へ向かっているというだけで、いきなり萎縮の野点夫人
食事も済んで機内の電灯も消されおやすみモード
それでもギンギン起きている人用(?)にチョコチップクッキーが配られた
「お、これぞチャンスかい?」
周りが寝静まる中ごそごそ ひとり野点
標高約1万1千メートル
機内という屋内とはいえ、これはもう わたし的には屋外と同じ
やってみたい♪
一体これがどこの上空だったのかは不明
NYから日本まで行く途中のどこか(すみません)
お湯をもらって早速
こそこそ と、、、
そうなのよ
このそこはかとなくそうなってしまう 「こそこそ」感
なんだかいつもの、厚かましい調子が出ない
飛行機が、日本からNYに向けて、、、ではなく
NYから茶道の本家本元の国、日本へ向かっているというだけで
古い、正しくある「べき」日本人にトランスフォームしかけていたらしき野点夫人
外国暮らしが長く、気をつけててもずれてきてる自覚があるだけに
ものすごく分厚い仮面のトランスフォーム?
いきなり萎縮した模様
まだ日本に着いてもいないのに
そりゃね、飛行機の中でそんなことしてる人がいたら怪しいのは、否めないのだけれど
「突飛なこと」を無理やりしようとしてるのじゃない
飛行機に乗って通常ではあり得ない高さでお抹茶を点ててみたら
どんなことを感じるのか
どんな味がするのか
「だからやってみたい」 のハズ が
なんか、、、こそこそ、、、すみませんモード
いかんいかん それではいかん
無理にでも、窓から見える眼下の岩山を愛で
こんな異様な場所でのお抹茶を味わおう、味わおう、、としてみるのだけど
なんとなく味わえない
無理
ということで終了
なんとなく こそこそ〜と点てて
どことなく そそくさ〜といただいて、片付ける
周りはみんな寝てて、(起きてても身内だし)誰も見てないのに
「やっぱり抹茶にチョコチップクッキーはあわないな」と思ったのだけは覚えているけれど
肝心のお抹茶の味は???記憶にない
「意外とあかんたれやなぁ」
と、いきなり関西弁の、のだてんし