「いらっ」とする気持ちの底に宝物

そこ掘れワンワン
彼女は、私が「もっていない」と思い込んできたものを、心底謳歌していた!

2年ほどまえに、ちょっと司会みたいなことして舞台から降りてきた私

に、NYと日本で活躍する ベリーダンサー

杉山奈穂子嬢が挨拶がわりに言ったのだ。初対面だった。

「桜子さんステージでとってもセクシーでした」と。

 

こんな若くてきれいでセクシーな人に それ言われても

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「はっ?バカにしてますか?」 みたいなね

その時、わたしは

「この小娘、人の機嫌とるにもツボはずしすぎ」

とまで思うほど

イラっとした。

 

いつもそこまで意地悪ばばあじゃないです。念のため。

 

嬉しかったけど「照れ」で受け取れなかったのではなく。

心底むかっときた。

わたしは、「セクシー」勝負で仕事をしたことなど一度もない。

バカにするんじゃない と。

落ち着いて考えると 変だけど

そう思ったんだから仕方ない。

なほこ嬢は、あの時を振りかえり 笑う。

「わたし、あの時本当に、ビックリしてショックでした。

本当だから言ったのにあんなに全力で拒絶されて。。。」

 

そりゃそうだ。

でもなにかとご縁があるようで

一緒にいろんなことやっていけそうな楽しい運びにもなったころ、、、

実は、こっそりシルクの布と踊るの大好き人間な私は

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「布と踊るのは絶対人々の心身の健康に良い!ひろめよう!」

よし、それに先立ち

 「そうだ!この人のベール使いは天下一品!なほこ嬢の技を盗んじゃお」

と思って、

内容をこちらで決めるという高飛車な、プライベートクラスをお願いした。

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ベリーダンスに命かけてる舞姫にむかって

「ベリーダンスはいらないので、

ベールの使いかただけ教えてもらえますか?」って。

 

あつかましいにもほどがあるのだけれど、

そんな風穴が、最後の刺激になって、新しいものを産むこともある。

ベリーダンスは大切だけれど、その枠をこえてもっと多くの人に

踊る楽しさ、素晴らしさを伝えたい。でもどうやって、、、と

その出し方を模索していた彼女の 魂の叫び と合致して

ベリーダンスとは関係ない、でもベリーの、ベールを使った自由に踊るダンスのクラス

「ベールマジック」が誕生した。

 

そして、その栄えある一回目に参加したことがきっかけで

思いもかけず、初対面の時の 「セクシーですね」と言われていらついた、

その原因の全貌がわかってしまったのだ。

 

クラスの中で

なほこ嬢は、あたりまえのように言い放った。

「あ、ワタシ、小さい時から可愛いこととか、女の子っぽいこととか大好きで

だから、

自分が可愛い を表現することに全く抵抗がないんです!

(参加者 ここで一瞬固まる。そしてその時集まった、りえちゃん、ともみちゃん、ゆきちゃん

その聡明な女性たちの、それぞれの深いコメントの数々も私のブロックの壁をゆすぶってくれた。)

なほこ嬢は踊りながら続ける。

「わたし、女性であることが本当に嬉しくて仕方ないんです!」

 

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「まぁ、そりゃあなたで生まれりゃ、楽しいだろう」

と、わたしの中のひねた私は、あっという間にお局さま しそうになるのだけれど

 

舞姫は言葉どおりのエナジーを全開で発散しながら

わたしたちの目の前で

美しく、可憐な花のようなポーズが自然に決まる 

(写真はステージ上のものでクラスではもっと普段着です)

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彼女は 人に女性性を 呼び覚ましましょう!とか

受け止めましょう!とか 声だかに叫んでない

私たちが、呼吸するのは「当たり前」と信じ込んでいるように

ごくごく当たり前に女性を、200%喜んで生きて、そこにいるだけ

 

異性のためではなく

誰かのためではなく

自分が女であることが、あぁ、楽しい、嬉しい、と心底 謳歌している!!

 

あまりに当たり前すぎて

本人は、それがどれだけ稀で、パワフルなことか

もしかしたらご本人は理解していないかもしれない??ほどの

天然100%

女性性謳歌人 だったのだ!

 

その、舞姿に

「なほこちゃん、きれー、かわいいー」って、ついつい

おのれの女性性より、おやじ性がよびさまされそうになるのを、必死でおさえつつ 

参加者、おずおずと見よう見まねで、やってみる

そして、、、

照れる

照れる、照れる、てれまくる。

あぁ、なんでこんなに恥ずかしいのか?

 

ヨシっ!と頑張ってやってみたはいいけれど
必ずそのあとに

「なあああんちゃってね。」

「けへへへ。ちょっと年くってるけどね。」

「その気になってる場合じゃないんだけどね。」

「陶酔してるのも気持ちわるいわよねー」

つっこむ。つっこむ。

誰が?

自分が!

 

他人は、誰もつっこんでない。

誰もせめてない。

誰も嫌味を言ってない。

笑ってない。

思いっきりつっこんでるのは 自分

そうしないと、落ち着かないのは 自分

自分の「きれい」や「かわいい」や「セクシー」を

そのまま受け入れてないのは、ほかの誰でもない このわたし

 

それにしても、なぜ?

思うに、私の場合、まず、どうやらどこかに

女性性とかセクシャリティーとかいうものを、なぜか不浄と感じてるところがある。(あった)

ことに気づく。

セクシー=媚びる の図もあった

 

思えば、昭和な私が仕事を始めた頃は

女子は腰掛けで2、3年働いたら嫁にいくもの、、、から

「女子も男性と互角に仕事していっていいんだ!!えいえいオー!」

な時代に移行し始めたころで

でも、まだその体制など全く整っていない時代

「だから女は!って言われないように」という気概もきっとあった

でも

それに加え

女性的なものがあるけど使わない のではなく、

「欠けている」(とおもいこんでいる)から

使おうにも使えないから

それで、どこか強がって

 

「わたしは女を使って仕事をしない!」

などとうそぶいていたことに気がついた。

残念だが

 

そして「セクハラ」というコンセプトもまだなかった頃 

何気ない、「冗談」「からかい」の言葉の数々に

20代の自分がとてもとても傷ついてたことにも

ン10年ぶりで想いがいった

どんなに傷ついても、そんなくだらないことで、そこで泣いたりなんか できなかった。

 

プロなんだから。

 

そして、そんなことはとうの昔の済んだこと、、、のつもりだったけど

あぁ、全く癒されないまま忘れ去られた場所だったんだ

とも改めて気がついた。

 

熱い涙があふれて

「辛かったねえ あの頃、誰の前でも泣けなかったよね ひとりで、よく頑張った」

あの頃の自分と一緒に涙を流しながら、抱きしめた。

 

いやいやいや、もっと遡れば

我が家は娘二人で、犬までメス。男一人で肩身の狭かった?父はよく冗談で

「おまえ、男だったらよかったのにな。忘れ物してうまれてきたな。」

なんて言ってた。

幼い心には、一番最初の

「女の子であることの否定」だったかもしれないし。

 

1年ほど前のあの夜

なほこ嬢に、セクシーと言われてむかついた理由。

傷ついたのに、なしにしていた私がそこにいたんだ。

 

幼い自分が、いろんな冗談や軽口をまともに受けて「ない」と思い込んだものを、

心底、自然に ”embrace 謳歌” しているなほこ嬢に、いらついたんだ。

そこだった

ベリーマジックのクラスでは、

なほこ嬢の真似をするのでも、彼女みたいになろうとするのでもない

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でも

この広い世の中で

今の自分なりの

「女らしさ」「かわいさ」「うつくしさ」

を、自虐つっこみなしに

この自分が受け止めてあげなかったら

一体、ほかの誰がうけとめてくれるというのだろう

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わたしは、わたしのままで わたしなりに 素晴らしい

きれいだし、かわいいし、セクシーでもある

あーーー、恥ずかしい。まだまだ無理がある

これからも、まだまだ 照れると思う

心の中で ぶはははは って言うと思う

でも でも 少しずつ

今さらではあるけれど

女性の部分もふくめた自分全体を、しっかり受け止めて

がっつり愛していこうと思った次第。

今日もテキストで

「わたしは、美しい。わたしはセクスィーって 呪文かけてから次回のクラスに行きまーす」

というわたしに

「だから、呪文かけなくていいって。

 もう持ってるんだってば!」

 

あ、そうかそうか。師匠はいつもただしい。

たっぷり重厚感のあるシルクベールは

おそらく 今まで感じたことのない センシュアルな感覚だと思います。

(普通のスカーフとはかなりちがう、ゴージャス。

特になほこ嬢のベールはさらにたっぷりな長さがスペシャル)

それも味わってほしい

いやでも肩甲骨が動きますよ~  

昔、羽が生えてたところらしい(?)ですから、

いやでもハートものびのび飛んでっちゃいます!! 

ゴージャスなベールにのって、あなたの!(私の!)新しい世界への扉 ひらけ ゴマ!!

AUTHOR

プロフィール写真
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2017/05/05

最終更新日:   2017/05/06