日本語の補習校始業式

詰め込むー>忘れるー>むずかしいー>楽しくないー>態度悪い
ー>親心配ー>どなるー>怒るー>脅すー>子供辛すぎー>親子関係最悪

サタデースクール(日本語の補修校)今日から新学期
うちのガキンチョは、月曜から金曜までは、アメリカ在住の子供として現地校とよんでいるアメリカの学校に行き
土曜日は、半分日本人の子として、サタデースクールに通っている。

なんと、彼も今日から5年生!!(うそーいつのまにー?)
首にならずに、本人も楽しく5年生を迎えたことは、奇跡に近い。

もともとは、駐在員さんたちのお子たちが日本に帰ったときに苦労せずに日本の勉強についていけるように作られた学校ゆえ週に一度、5時間ほどで国語算数理科社会体育も、、、日本のカリキュラムにあわせて勉強する。

そんなのムリに決まっているので、わんちゃか宿題がでる。

詰め込むー>忘れるー>むずかしいー>楽しくないー>態度悪い
ー>親心配ー>どなるー>怒るー>脅すー>子供辛すぎー>親子関係最悪

ってなことで、実際続けるのはかなり至難の技

「もうやめよう」と、何度思ったことか
でも、まわりのお母さんたちが救ってくれた

「宿題うちで一緒にやろう」って誘ってくれた
「今やめたら、そこで終わりになるよ」って叱咤激励してくれた。

楽しいお友達と遊びたいから行くサタデースクール
そんないい子たちがいたから続けられた

アメリカ人の夫にとって
正直、自分の子供が日本語を話そうと話そまいとあまり知ったことではないだろうと思う

鬼のようにどなる妻
心底辛そうな我が子

そこまでしてやる必要あるのか?

日本語学校ゆえに犠牲になる家族の週末旅行

それでも、その大事さを理解して協力してきてくれた

学校だって任期を終えて日本に帰るお子さんが保ちたい日本語レベルと
永住組が保ちたいレベルに大きな差がある

求めるものが違う親御さんがいる中で皆を満足させるのは大変

正直、そんなにもうかる仕事じゃない。学校も先生も。

でも、海外なのに、こんな学校があるから
一所懸命やってくださる先生たちがいるから
日本に帰っても何不自由なく
おじいちゃん、おばあちゃん、おばちゃん、おじちゃん、いとこたちと話をし

関西弁のテレビのCMに笑い転げ
店の人に聞きながら一人で買い物もし

日本が大好きで
心から誇りに思う子供になれた

「半分日本人って言わないで日本もアメリカも僕は100%」

思いと宿題やる気はかならずしも正比例はしなくて
理想と現実は、なんじゃらほいではあるけれど、、、

いろんな人に支えられて
海外に暮らしても日本の心は確実に子供に伝えられていっている

ありがとう!!!

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2013/04/04

最終更新日:   2015/09/22