タイムズスクエアで夢みてしまう元乙女

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歌の個人レッスン を受けてみた!!

 

 

ショービジネスの本場じゃないか
プロや明日のプロを目指すシンガー達を教えてる先生達がわんさかいる町じゃないか

でも受けてみようという発想すらなかった

音域が狭すぎ、女子にしては声が低すぎてカラオケに行っても歌える曲もなく
キーを下げたら歌の良さ消えるし

高校の音楽の時間に裏声で歌ったらクラスメイトに笑われたこともあるし

歌ははっきり言って諦めてる
持って生まれた声が悪すぎる
放送の仕事では
話す内容や話し方で悪声を乗り越えたけど
歌はどーもならん

音痴ではないとは思うけど
聞かされて周りが嬉しい声では無い
自覚してる

でも
自分に出しうる、のびのびと声を出すってどんな気分なのか 味わえるものなら一度味わってみたかったんだと思う

年末からググって数件予約入れたけど
どこからも返事なし
レッスンをとることすらできないのかと
諦めかけた昨日
ミュージカル映画 Greatest Showman 見て

やっぱり思い切り歌ってみたくなり

再びググる
ロスNY地区でベスト8の歌の先生リストが出て来たので

その中のニューヨークの先生に申し込む
アシスタントから即返事が来た
さすがベスト8は返事も早い
しかもキャンセルが出て、いきなり今夜初レッスン

タイムズスクエアにあるスタジオに行ってみたらまぁ キュートなイケメンのゲイのお兄ちゃん、、、じゃなかった先生で。

それだけでもじゅうぶん良かった(?)んだけど
1時間体動かしたり色々やった後
先生の発言にびっくりぽん

「歌えない っていう思い込み今すぐ捨てて。たしかに歌の発声法も体の使い方も間違いだらけ。でもそれはなおせる。君の声はすごくユニーク。ソウルフルとでもいうか。観客に聞きたいって思わせるものがある。いわゆる一般的な良い声とは違うけど、どこかスタークオリティがある。」

はあああああああ??????

イケメン先生
いたいけな小金持ちのおばさんを そそのかして
貢がせようとしておいでか?
と思わず疑う

「音域も狭くないよ。これだけあればいろいろ歌えるよ。僕のところに来る人には二つのグループに別れるんだ。君のように歌ってみたかったんです。という人たち。こちらはどうしようもないことが多い。なるべく正直に僕も話すようにしてる。もう一つは美声を持ち訓練も積んでいる でも音楽性に欠ける。そこを教えるのは一番難しい。不思議なことに君はすでにそれを持って歌ってる」

はああああああああああ?????

「あまり僕自身の期待をあげすぎないようにしなくちゃだけど、

こういうケースが一番やりがいあるんだ。」

うっそおおおおおおおおおおおおおおお

まさか歌のことで、こんなこと
詐欺にでもプロに言われる日が来ようとは

もう 嘘でも良い
騙されてても良い
いやあ 生きててよかった

イケメン先生先生に上手いこと言われて
どーしょー 大化けしたら(爆笑)と

タイムズスクエアで、浮かれてる
野点夫人を自撮りしてみました
あはは うれしそーだー
いいじゃないの 幸せならば
ニューヨーク♩ニューヨーク♪

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プロフィール写真
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2018/01/29

最終更新日:   2018/02/02