インドで、らくだセラピー6時間 生まれ変わった?私

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ラクダとみんなの暖かさ

出発前からお腹こわしてたし

時差ボケ、ショー前後の重なる睡眠不足のツケが出て

インドに着くなり喉のリンパが腫れる

インドのせいではなく

溜まりに溜まった疲れのせい

二日目には、熱もあるなこりゃ

でもこの日は

ツアーのメインイベントでもあった

「ラクダで行く🐪砂漠でキャンプファイヤーミュージックフェア」

砂漠で星空の下で、仲間たちと一音一会!

それを味わいたくて来たんだから

どうして、それを外すことができようか

あまりの私の様子に、いつも色々背中を押してくれるサコさんも

「やめておく?」

と聞いたほど。

誰の目にもわかるほど、実はひどかった。

でも砂漠まで30分なら

周りの皆さまにそこまでご迷惑をおかけせず、なんとかなる!!

と踏んで行くことに。

しかし、体が弱ってるとダメね

小さなことにイライラしまくる。

出発前に焦って、帽子が、「ないない!」と

イライラ、プリプリ大騒ぎしたりして、、、

「櫻子さん帽子、かぶってるじゃないですか!」

とみんなに突っ込まれる。あたしゃ、やすしさんか! めがね メガネ

しかも、一緒に笑えない。(重症)

かなりやばく、心ささくれ立った状態で出発

ひとみさんが、私のショーの後に

「あのワンダーウーマン でラクダに乗って欲しいなぁ」と呟いた

ご本人も忘れる   軽い冗談をまともに受け、コスチュームまで持って行ったというのに

そんな元気があるわけもなく

颯爽とラクダに乗るワンダーウーマン の現実は

「体が弱くて全く使えない農婦」ルック

目も虚ろ

立っているのがやっと

ホテルのすぐ近くの駐車(ラクダ)場へ

でかーい

ラクダだー

しかもいっぱいいるー

と、素直に子供のような感想

積みたいだけ荷物を積み込まれたラクダ君たち

こっちに来いと言われるまま、担当男性に介添してもらって、

よっこいしょと、香箱座りしているラクダにのる

 

こっわー

香箱座りしてるラクダが立ち上がる時、

その巨体が前足を伸ばせば、私はうしろ向きに急勾配な斜めになって

(反対に座る時は、前につんのめる、、、)

やっと地面に並行になったらなったで、めちゃくちゃ

たっかーい 

ラクダの背中からパチリ

このラクダ引きのお兄さんは長身だったからそれより高いここは

2メートルじゃすまないな

落ちたら間違いなく大怪我

こっわーい

その状態で

バイクや、牛や、犬や、人や、力車が激しく行き交う狭い道を

砂漠の入り口まで

ラクダ数頭で行進開始

本格的な旅が始まる前にお水を飲むラクダ君たち

左側の怪しい人がわたし

やがてラクダの一行は砂漠っぽい景色のなかへ、、、

砂漠といっても木々は所々にあるタイプの砂漠

何時間も景色が全然変わらない

そこを曲がったらパレスチナ、、、みたいなことで

無事に帰れるのか私たち、、、

馬の場合、両足でグッと馬を挟むことでバランスをとると習ったのだけれど

ラクダの場合、

「力を入れないでね」

と、らくだ引きのお兄さんに言われる。

さすがは「楽だ」力を抜いて乗る

のがコツらしい

身体を緩めて、ラクダの揺れに任せるまま乗っかっていると

体幹というか、丹田あたりを点で、嫌でも使う形にはなるのだけれど

だんだん慣れてきて怖さも何処へやら

子供のように足をぶらぶらさせながら

まさに「月の砂漠を~」な、

穏やかでのんびりゆったりで一定のリズムに身を任せていたら、、、

あら、なんだかこれって、、、乗ってるだけで 

気持ちいいぞ

 

ラクダに乗っているだけで

ゆるゆる冥想(シャンタンさんにNYで教えていただいた

身体を緩めて丹田を回す動き)みたいだなと思う。

心が穏やかになっていくと言うか

体力不足でささくれ立っていた私は何処へやら

なんだか満たされて、幸せな気持ちになってきた。

感覚的なことだけれど

なんだか下からいいエネルギーをもらってる感じ??

 

それが、

大地なのか、ラクダなのか、両方なのか

はたまたお天道様からのエナジーなのか

いきなり体が元気になるわけではないけれど

なんだか、気持ちが圧倒的に落ち着いた・整ったのは、これホント

地上2メートル以上なのに、グラウンディングできる というのかなあ

とっても不思議

歴代の王たちのお墓に連れて行ってもらい

休憩時間にセイラさんと話をしていたら

「ラクダに乗るっていいんだよ。

大地のエナジーと動物のエナジーが合わさって

上がってくるんだよ。」

や!!やっぱり!

弱ってたからこそ感じたのかも

なんか下の方から助けてもらってる気がしたのは

当たってたんだ!

「後5分」と言われ続けながら、、、

やっと辿り着いたオアシスのような場所で

ラクダを弾いてくださってたお兄さんたちがささっとランチを作ってくれて、、、

地元の方達とご挨拶したり、子供たちと触れ合ったり、、とあったはずなんだけど

写真で見ると、私は、ほぼ死んでいた、、、

気持ちよく昼寝をしているというよりは、、、どうみても行き倒れ

それでも、着実にラクダセラピーは作用していた模様

再びラクダに乗った時には

出発時より、なんとなく背筋がしゃんとしてる!

このオアシスで終了かと思いきや まだラクダの旅は続いた

うっそー

砂漠のキャンプ地まで30分と言うのは、

「車で行けば30分くらいの場所」

と言う話だったことが後から判明。

あチャチャ

こんなに長く乗らせてもらうのは、後にも先にもこれっきりだそうで。

(そりゃそうだ。つれて行く方も乗ってる方も大変。)

一番乗りツアーで得しました。

股関節が固い私は、そこだけが辛かったけど。

股関節には、女性的な感情のエナジーがたまるそうですから

そこも、丹田も刺激して

人として、女性として、パワーアップ?

ラクダに乗るってすごいかも!!

ラクダセラピー

 

観光客向けの写真撮影用にちょこっと乘るだけでは

絶対わからなかったと思う。

ひとみ・正和(ひとみさんのパートナーのセイラさんが、

田村正和に似てないこともないというジョークから勝手につけた名前)

ツアー感謝 感謝

そして、やっとミュージックフェアーの場所に到着

馬に比べて、ラクダさんのスピードはのんびりでいいねー

なんて思い込んでいたら あなた

仕事を済ませたラクダ引きのみなさん

帰りは自らがラクダに乗って 帰途へ

その時のラクダったらまぁ

なんか、吉本の場面転換の時にかかる音楽が合いそうな

ノリとリズムとスピードで

スタコラサッサ とご帰還

やればできるんじゃないかー

 

 

荷物がなくて身軽だったのもあるだろうけど

あぁ 私たちのために、のんびり歩いてるくれてたのだなあと

感動したのでありました。

ラクダレースもあるくらい、その気になれば速いそうです。

陽も沈む頃

子供達の賑やかな音に出迎えられて

子供だち音でお出迎え

美味しいお茶もいただいてほっこり

ベッドの上に一人用のポップアップテントをみんなでセットアップ

テント好きな私には、もーたまら~ん

陽も暮れて、キャンプファイヤーの火も萌え盛り

その火の明かりで なおえちゃんのくり坊の音が砂漠に染みこみ

地元のミュージシャンの皆さんの音楽が始まる

星もたくさん出てきた

せんこちゃんが、

「寒くない?ファイヤーに近いところにいたほうがいいよ。

ちょっとベタっとくっついてていい?」

と、自ら暖房器具になって守ってくれた。(んだと思う)

そういえば、今日途中でわたしの乗っていたラクダ

の足に何かが刺さってしまい

私は降ろされ、ゆきにゃんのアーミーナイフで緊急手術

痛がっていたラクダくん

私は何もすることができなかったので

せめて、少しの間、足をラクダの体にくっつけて気持ちだけ応援した。

今度はせんこちゃんが、私にそれをしてくれてるんだなあと(おそらく)

身体も気持ちもほっこりあったかく安心した。

ありがとう。

出発前にもひとみさんが、魔法の()

血流を良くするマットに8分横たわる施術をしてくださったり

(ひとみさんのFB原稿からお借りしました)

ユキニャンが、龍角散やら、手作りオリジナルブレンドの

すごくいい香りのエッセンシャルオイルを

マスクに垂らしてくれたり

みんなの優しさをたくさんもらったなぁ

幸せだなぁと思いながら

いきなり眠りに落ちる

誰かが、遠くで

「さくらこさん、寝るんだったら

ちゃんと テントで寝なさい。」

と、言ってくれたのが聞こえる。

なんだか、昔コタツで寝てたら母によく言われた感じ。

懐かしい

「うーん。わかってるんだけど、でもここにいたい。

なんかキャンプファイヤーの火も音楽もあったかくて

気持ちよくて幸せ」

こんなところでこんな人たちとこんなことしてる不思議

を噛み締めながら

「みんなとここにいたい。」

とわがままを言い。また眠りに落ちる。

ミュージックフェアが 肝だったのに。

身体はそこにいるのに

肝心なところで魂参加。

でも幸せすぎた。

全てが終わり、這うようにしてテントへ

そして、、、朝まで、、、 

ぐーっすり

ショーの準備をし始めてから2ヶ月強

下り坂を全力疾走していたようなものだから、ずっと急には止まれず

ずっと睡眠不足で

ラクダセラピーと ミュージックセラピーと みんなの思いやりと

おひさまに見守られた五時間の心地よい疲れと

一人用ポップアップテントのこじんまりした空間

全部が功を奏したのでありましょう

ホントに数ヶ月ぶりに初めて、この夜

あぁあああああああよく寝た

 

久しぶりにほんとうに寝た!!

すううううううううっきり

朝、テントのジッパーをあけて

おはよー 

と顔を出すと

「あら、別人」

「あれ、生まれ変わってるよこの人!」

と皆に言われるほど。

あぁぐっすり眠るって素晴らしい

健康って素晴らしい

緩むって素晴らしい

肌寒くも心地いい朝の空気の中で

美味しいお茶や朝食をいただいて

頭にかぶせてもらって、、、なんかみんな嬉しそう

お気に入りの一枚

ますます国籍がわからなくなってしまった方たち、、、

働き者のイケメンな若者たち

真ん中がひとみさん。可愛い子供たちはたくさんお手伝いしてくれました

みんなひとみさんが大好きね

ラクダに炎天下6時間くらい揺られないと

本当には緩めないほどの 2ヶ月だったんだなとつくづく

やっと、戻ってきたいつもの私

ラクダセラピー 効きました

 

ありがとう ありがとう ありがとう

AUTHOR

プロフィール写真
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2018/12/02