ジュリーコンサートin 河内長野 

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今も昔も人間ばなれ

ジュリーのコンサートツアー2019 Shout! (長いよ) 7月18日河内長野
小学生ながらに「青い鳥」を歌っているジュリーの
(今から思えばにじむ色気に)キュン❤️となり
あ、しかも母がそもそもファンだった。
犬の名前までジュリーだった。そういえば

もとい

例のコンサート当日ドタキャン騒ぎから、昔の動画を辿り、ジュリー❤️ラブ再燃 たまたま関西帰省中に大阪は河内長野でコンサートがあると知り興奮し、姉にすがり、チケットを買ってもらっちゃった。ありがと姉さま。一緒に行こうと誘ったけど、断られ、、(笑)
雨の中1時間半かけて、ひとりジュリー

「撮影は一切禁止」

撮影禁止のサインを撮影する悪いやつ
「演出の関係上、非常口の電気を消します」
「曲によっては、前の方がお立ちになることもありますので
あらかじめご了承を、、、」

 

のアナウンスのあと
もう、一曲目から総立ち!
当然ながら観客層は私でも若い?くらいかと思うけれど
みんな立って ちょっと真面目な感じで、同じ動きを、、、

 

一時期は、過去のヒット曲をあえて全く歌わない時期も
あったそうですが
途中で、
勝手にしやがれ、ストリッパー、TOKIOなど、、、
挟んでくれた

 

にわか、再燃ファンとしては、昔の曲しか知らないので
「壁際で寝返りうって、、♪」が聞こえてきたら
懐かしさがザわーっと押し寄せてやっぱり感慨深いものがあり「きゃあ❤️」と思ったけれど

客席は、別にウォーとはならない
それを聞きに来てるわけじゃないんだね
他の曲への反応と変わらない
本当のファンだね

 

なんか不思議だった

 

遠目だったのもあるけれど
私の知っているジュリーとは違う感じの人がステージにいて
私がぼんやり覚えている歌い手の歌うイメージとは違う歌を
すごい歌唱力で歌ってて

 

なんだけど
やっぱりちらほら、ジュリーで、、、。不思議

「70歳なのに、、、」と、枕詞を付けるのもおかしい

失礼だわ全く

そこには沢田研二というアーティストが
今の自分を表現している
以上

 

なんだか、、、なんだか、、、やっぱりかっこいい!

声のつや、伸び 磨きがかかり
かすれるところもまたよくて
あー、あー だけで 感情が伝わるのは今の方がすごいかも

おまけに動ける
あれは、絶対 やっぱりすごく鍛え続けてる疑惑、確定

確かに、お腹周りはパバロッテぃしてるけれど
片足で立ってても揺れない
くるっと回っても、正面でパッと止まれて、ぐらつかない
昔より距離は短くても
ステージで走り回って、すぐ歌って はぁはぁ言わない
膝をおって身を預けてから、パッと立つ時に
よっこらしょ グラグラ ってならない

(失礼だけれど、パバロッティは晩年、歌いながら
ひざまづく、、、とか倒れこむ、、、とかいう演技は
ちょっと気の毒だったのを思い出してしまう)

ジュリーはすっと動く。なんどでも。
体重的に膝に負担がかかるはずなのにだ。
若々しいというのもまた違うけど、
あれは元気な「老人」ではなく 異星人
プロ、沢田研二
昔とはまた違う意味で人間離れしてるのかも

ギターと合わせるためもあってか
かなりの音量にあげてあったので
下手をすると音が割れたり、もう知らない曲だと
歌詞はほぼわからない、、、ということがよくあるけれど
歌詞も全部ちゃんと明確に聞こえてさすが

途中、1、2曲
ちょっと、スローすぎて私にはきつい という曲も
あったけれど、それは好みの問題。

一番最初のMCで
「河内長野もいっぱい。雨の中を本当に本当によく来てくださいました。」

と深々と頭を下げたジュリー

アンコールでは猫の着ぐるみがなんか歌いながら登場
場つなぎか?と思ったら
中にジュリーが入ってた。

「僕は猫をかぶってます」って、、、(笑)
思わず観客拍手
「その拍手はなんの拍手?」と突っ込むジュリー

そして、なんと、河内長野スペシャル
ジュリーが歌う 河内音頭!!まで

私が一番最初にレギュラーで担当させてもらったラジオ番組は、ラジオ大阪の民謡の番組で
河内音頭の名手の歌をよく聞かせてもらってたので
河内音頭の合いの手も 会場のみなさんと一緒に歌えました
若い時になんでもやっておくものです
こんなところで役に立つとは(笑)

でも、たとえ場所は河内長野でも
こうして神戸経由、NYの人もいるくらいだから
全員が地元の人とも限らないわけで
合いの手部分が モニョモニョした時

「こっるぁー はっきりせんかい!」

と舌を巻いて突っ込みまくるガラの悪いジュリー、、、
はっ、これが噂のファンを怒る、時々怖いジュリーか?と思いきや、それは
やすきよ のやすしさんの真似だった
(またそれが、うまい、面白い。ばかうけ)

「僕、調子に乗りすぎてます?」

とか言いながら、、、

乗ってください。
もう、好きにやってください。思い切り。

きっと、一生に一度、あそこでしか聞けなかったであろう
ジュリーが歌う 河内音頭
ツアーのタイトルが SHOUT だけあって
シャウトかかってる 河内音頭
かっこいい

「あーもう明日から仕事にならん。声カスカス」
と言った舌の根も乾かぬうちに
もう一曲歌ってくれたバラードでは

また声がツヤツヤ
どんだけー  強靭なノド!!!

昔のジュリーの面影を見に行くわけじゃないからと
歌さえ聞ければいいと思ってたのだけれど
なんかやっぱり
今のジュリーの姿を ちゃんとアップで見たかったな

男性ファンも結構いて
双眼鏡でのぞいている、、、
次回は持って行こう

関西のお友達!
ポスターによると 10月28、29日
大阪フェスティバルホール
河内音頭は聞けないだろうけれど

余談だけれど
私の後ろに、まあ賑やかな ジュリーと同世代と自慢する
河内 かしまし娘 が座ってて
もう、いちいち 声に出して感想をいうのが強烈すぎて、、、

全員総立ちで 行儀よく同じ動きをしてた時も
「あー最近運動不足やからちょうどええわー」とか
「まあほんま、よう頑張った。ね。よう頑張ったよ。みなさん。」とか

何者?
いつの間にか言葉を交わして 私がNYから来たと聞いて
「ああ、どおりで。顔がね、そんな感じしてはるもん」
「いや、顔はもともとこんなんです。」
「いいや、そんなことない。絶対、変わってるはず。」 と譲らず、、、もうもうちょっとでジュリーがかすみそうなくらい強烈なレディースたちでした。

あー長いのを最後まで読んでしまったあなた。
よう頑張りました。

AUTHOR

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2019/07/20

最終更新日:   2019/08/22