ブロードウエイ版アナ雪の舞台を観た

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懲りずにまた、次のショーをやるつもり
時間がかかっても

ブロードウエイ版 フローズン(アナ雪)を夕べやっと❄️みた

一回は観たかったし

早変わりは(当たり前だけれど、以下の理由で)非常に感心したけれど、、、

翌朝になっても、なんかショーが終わってしまったことが寂しい

まだショーの世界から目覚めたくない、、、とは正直ならなかったけれど。それでも

個人的には感慨深かった。

 

五年前 突然「本当の私宣言」というタイトルの、生まれて初めての公演を
ニューヨーク、東京、神戸、岡山でやらせてもらった時

 

今までの自分のカラや枠を取り払って
自由に生きていくのだ!

 

 

というメッセージのショーのオープニングは

let it go の伴奏にのせて
オリジナルの歌詞の日本語訳を朗読したいと思った

 

Be the good girl you always have to be

Conceal

don’t feel,

don’t let them know

 

 

いい娘でいなさい

隠し通しなさい

感じなければいい

本当の自分がバレないように、、、

 

という親の教えを守り続けてきたところから

それでもバレてしまい

 

もう人になんと言われてもいい

自分を隠さず生きていく!

 

と 氷の城を建て
キラキラのドレス姿に変身する
あのシーン

 

彼女はまだまだ 大事なことを学ぶ途中なのだけれど

それでも

 

抑え隠し続けてきた欠点(特性、個性、才能、使いようによっては強み)も含めた

本当の自分を解放していく場面

 

人に迷惑がかからないように 一人ぼっちで、、、という頑なな

まだまだここから大事なことを学んで行く、途中の人とは言え

 

 

お城の中で一人、引きこもって、隠れて暮らしていたところから

 

両手を広げて

「風と!空と!一つになる」  と歌いながら

氷の階段を駆け上がって行く彼女の清々しい笑顔

 

子供向けのアニメなのに

 

涙がツー っと出てしまった

 

具体的な内容は違っても

自分が表現したかったショーのテーマと重なっていたこともあり

 

どうしても あのシーンのイメージで幕開けたかった

 

けれど

一体どうやって? ひとりでできるのか?

そんなことを考えたのは、小学校のお楽しみ会以来

 

今思えば、当時の私。そんなところも

「ショーをやりたいからやってみよう」と自分を解き放ったところは

大きな進歩だったけど

 

でもまだ

迷惑をかけないように、できるだけひとりでやろうと

私もしてたのかもしれない

雪の女王みたいに

 

それはともかく

頭の中にイメージだけはあって
でもそのイメージを実現するにはプロたちのすごい費用と才能がいるわけで

 

それら全てがなかった私の苦肉の策とは

 

雪っぽく白い背景

パーティ用ライトの小さな光
動きながら詩を朗読しながら
くるっと回りながら簡易ベルトを外し

着物からドレスに早変わり(さっと脱いだだけだけど)して

しかもその時に
手に持っている 魔法の筒みたいなのを
パッと振ったら紙吹雪が舞う、、、という仕掛け

 

どんだけDIY

 

衣装製作 自分
訳詞担当 自分
朗読担当 自分
早変わり担当 自分
振り付け担当 自分
紙吹雪担当 自分
オープニング後2時間ほどにおよぶ喋りも 自分

 

(これをシュルッと脱いで早変わり in NY)

日本での、神戸、東京、岡山公演では

彩密友禅作家 や万本遊幾先生の桜のお着物使用のご協力をいただきまして

早変わり(笑)後 抜け殻の着物

 

昨夜のブロードウエイ版アナ雪では、あの時私が当然ながら果たせなかった
脳内妄想イメージシーンが
豪華にキラキラ
なるほどそんなふうに魅せるんだ が
目の前のステージに繰り広げられており

 

 

なんだかスッとした(?) と同時に

 

 

億単位がかりの舞台と、ないない尽くしの苦肉のひとり芝居
写真を並べちゃったら身も蓋もないけれど
それでも

5年経って今見たら
なんかやりたかった事はわかる
あの時表現したかった世界感はそこにある

気がして

今さらながら
54カラットの初挑戦としては
よくやった。自分

 

あの時

わけのわからないショーに足を運んでくださった皆さま
影で支えてくださった皆さま
改めてありがとうございました。

 

懲りずにまだやるつもり

 

すこーしずつ進化しながら

時間がかかっても
その時はまた どうぞ懲りずに
観に来てやってください

 

AUTHOR

プロフィール写真
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2019/12/07