桜子さん講演したら?

あかーん このままでは、やっぱりやらずに人生終わる

2014年の夏に日本へ里帰りしたときに

「桜子さん、自分の講演したらどう?話面白いし、、、」

と、言ってくれた人がいた。

その名も吉田桂子さん、通称あおいさん

おのころ心平氏の自然治癒力学校講師

Ibマッピングを、広く一般にも使えるようにしてくれたのは

実はこの方の功績が大きい。

 

まゆともでも取材させてもらって

私もマッピング三昧してもらっちゃって、、、

その結果でてきた わたしの心模様

いろいろびっくり で

そのあとで、ぽろっとあおいさんが言ってくれた。

 

「講演したらいいのに」

 

実は、そこでほんとは泣きそうになるのを必死でこらえた。

だって、それは私がずーっと誰かに言ってもらいたかった言葉だったから

司会やインタビューで舞台にはいくらでもあがってきた

講演する人を紹介する役目なら何百回とやってきた

 

本当は、自分が、自分の言葉で自分の中にあるものを伝えたかったんだと思う

でもでもでも

「わたしごときが」

「何さまのつもり」

「100年早いわ」

でも同時に

「私にもできる話はあると思うんだけどなぁ」

とも、奥の奥では思ってたんだと思う。

でもすぐに

「何を自惚れたことを言ってる、、、って」

 

黙らせてきた。

 

妙に謙虚ぶって我慢して遠慮して

本当に思ってることをひた隠しに隠して

そのくせ、誰も見つけてくれないと寂しく感じ、世を憂い、、、

 

もう、どっちやねーん

 

自分でもわからない

 

でも、その時、彼女がそう言葉にしてくれたことで

「そうだね。もう、何者かになるのを待ってたら時間切れかもしれないし

未完のままやってしまうわ!」 とやっと思えた。

 

マッピングの最後で

「もう、脱ぐわ 私。それ、片岡桜子脱皮講演にするわ」

と調子にのって口走り

あははははと笑ながら

あおいさんは、赤ペンで 「片岡桜子脱皮講演」と書き

 

「そうよそうよ、年内に一回、小さくてもいいからやりはったらいいねん。

じゃ、NYに帰ったら早速場所を押さえて、、、ですね」

 

「わ〜!」と

「場所を探さなきゃ、、、」とストレスになるんじゃなくて

「どっこにしようっかなぁ〜♪」と、なんだか楽しくなってきた。

でもしつこく揺れる

「けど、、、ほんとに私の話でいいんやろか」

と、弱気戻る

全然動じないあおいさん ごくふつーに

「昨日の話、みんなの食いつきすごかったじゃないですか。」

(前日自然治癒力軍団の皆様のランチにジョインさせてもらったときのこと)

その一言に背中を押されて、、、

 

意気揚々とNYに戻ってきて、、そして、、、いつもの日常が始まり、、、やはり月日は流れ、、、

年が変わろうとしている。

 

「あっか〜ん」

 

それはあかん! このままではまた一年そして二年、そしてご臨終 タイムアウト

いやや〜

とりあえず、場所をおさえて日にちを決めて

自分の首をしめることにした年末

ハワイから予約金をカードで支払い、一歩すすむ、、、

 

なんとか、せっかくの勇気を年送りしないですんだ  けど

やってしまった〜 ひえ〜

 

 

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2015/02/07

最終更新日:   2016/04/06