京友禅 作り手の卵女子たちが熱い!
中に入ってる人そっちのけで、、、
実はさすがの私も少しびびっていたの
京友禅の空気の中で
賞もらうのに
や万本遊幾氏の彩密友禅の世界をまとっていってよいものかな?と
さんざん悩んだけれど
結局、東京からしたら神戸も大阪もかわらないように
アメリカからしたら関西も東京もかわらず、同じ日本なわけで
日本国内での技の競いあいではなくて
世界の宝をこれからどう守り育てていくかというほうが
急ぎで大事なわけで、、、と
強気に出向いたものの
古都京都の、立派な会場で
こなれた和服姿の男性たちの数が増えてくるにつれ
なにか抗えない空気を(勝手に)かんじたりして
萎縮してくるわたし
で、無事行事がすんで帰り際
会場にいた若い女の子たちが写真を撮らせて欲しいという
私の、、、じゃなくて着物の写真を!
女子たちは
デザインがどうのこうの
「この線の技法は、$%#&?」
「いや、*&%^$だと思うよ」
「いや、こうなってるから違うんじゃない?」
中に入ってる人そっちのけで
長いあいだ、前から後ろから
ああでもないこうでもないと
興味津々
技法談義
彼女たちこそ、未来を支えていく
20代前半(にみえた)の京都友禅、作り手女子!!
その熱心さ
その真剣さ
もう、マジ ものすごいマジ
目がキラキラ
賞もお着物もいただいたの、そりゃ嬉しかった
でも、この若い女性たちの
その熱さに触れることができたこと
すーごく嬉しかった
「京手描友禅女子たちよ
君たちのこれからの仕事の積み重ねが日本の誇り
世界の宝になっていく
海のむこうから、それを伝えたかったんだよ
おーえんしてるよぉ〜」
やっぱり臆せず着させてもらってよかった ほっ
や万本遊幾さま、公演でははおるだけなので
一度きちんと着てみたかったわかがま
聞いてくださってありがとうございました