わたしにとっての2015年

2015年も今日で終わり

年末年始は里帰りでただいま神戸の実家から

実家といえども人様のおうちなので遠慮しながらも大掃除のまねごとなど

それも完璧には終わらなかったけれど

今年もあと数時間、自分なりの2015年をふりかえってみました

 

私にとっての2015年は本当におおきな意味を持つ一年でした

念頭から春にかけてNY、東京、神戸、岡山で

「本当の自分宣言」などと大げさな響きのタイトルで生まれてはじめての公演を

やらせてもらった

 

あれはすごい経験だった

誰のためでもない、自分のために全力で突っ走った月日

興奮するーと言ってしまえばそれまでだけど

全然疲れないんだよね エネルギーがどんどん湧いてくる

夜も眠れない というより寝なくていい

心配して、とか緊張して寝られないんじゃなくて

早く明日になってほしくてもったいなくて眠ってなんていられない

 

何をやってもどこか穴があいてるように思っていたあの心の穴から

とめどないエネルギーと感謝の気持ちがあふれでてくる感じとでもいうか

やりたいことをやる その純度が高いとどういうきもち、身体感覚になるのかの新体験

ものすごい感覚でした

わけのわからないものに、おいでくださったみなさま

可能にしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 

そしてまた

公演の内容を用意するにあたり、毎日朝から晩まで

セルフワークショップのように真摯に自分と向き合ったこと

それによって自分の当時の状態を把握していったこと

実に大きかったです

 

でも、正直公演をした時点では「何かわからないけど、今これをやらなければいけない」という思いに

突き動かされただけで

「これをこそ伝えたい」という偉そうなことではなかったのです。

やった本人が

「あのぉ、、、あれはいったい何だったんでしょうか?」

と人に聞いてる、、、みたいな感じ(すみません)でした(笑)。

 

でも、せっかく「本当の自分」宣言をしたのだから

その宣言どおり、根がまじめなわたしは、その本当の自分を生きようと思いました

でも、その肝心の「本当の自分」がまだちゃんとはわかってなかったんですね。

公演やりましたが、、、えっと、、、そして?みたいなね。

英語でいうならNow What? ですね

おまけに、春にNY、東京、神戸、岡山での公演を終えてNYに帰ってスケジュール表をあけてみたら

古い自分が約束してしまった人さまの予定で秋までぎっしりつまっていた(ようなイメージ)

 

こんなにいよいよ前に進もうと思っているのに、なんだか後退しているような実感の中

半ばふてくされながら、それでもなんとか

古い自分がした約束を古い自分の責任感をもって果たし、、、
けっこうこれがなかなか苦しいものでした
自分らしさを生きる軽やかさみたいなものを体験したような気になった後では特に、、、

でも、少し意識的に今までとアプローチはかえました

やってることは古い自分がもってきたものだけど

そのやり方を若干新しい私で立ち向かった というか

 

自分の本音になるべく正直に

今までみたいに、自分を押し殺して調整役にまわらない

「ここは私さえちょっと我慢すれば、がんばれば」をなるべくやらない

120%やりたいところ80%でもよしとする

嫌だなと思ったことはなるべく言葉にする、、、

無理をしない

 

でも、、、やり慣れてない人間がそれをやると、まーあ大変なことにもなりまして

ぼっかーんボッカーン いろんなところで炎上

心の中は火だるま血だるま(オーバーにいうと)

でも、そンな火だるまの中

ある時、もうどっちが正しいの間違ってるだのの、という戦いの刀を脇におこうと思ったんです。で、

なぜここまで自分の心が火だるまになるのかを掘り下げていったときに

あっと驚く事実があり

http://sakurako.tv/post-1276.html

それをまたさらに掘り下げていったら、、、

そこにいたんです

 

なんと!!

幼い頃に生き別れた

自分の中の「本当の自分」が!

しかも

めちゃくちゃ情けない姿で

あらま

またそれは、よかったら別の機会に聞いてもらいたいとと思いますが

いや、ほんとに出会ってしまったんです。

それはねえ、、、もう

韓国ドラマもまっさおの、感動の再会でした。

 

古い自分が約束してしまったことの落とし前に半年を、無駄、、というか遠回りしなくてはいけない

やれやれ〜みたいに思っていたけれど

実はこれも通るべくして通った道で

「半年もこんなに寄り道しなくちゃいけないって思ってたけど、これは寄り道じゃなくて、通るべき道だったんだぁ!」

「あぁ、天の学びの采配は完璧なんだなぁ」

と感謝の白旗

 

「だったらやっぱり全然なにも心配することないじゃないか」と

これも改めて肩の力がぬけてくれるありがたい体感でした。

そしてまた、外に向かって「何をやるか」ってあまり意味はないのかもとも思いました

何をやろうとも関係なくて

そこから何を学ぶかってことの方が大事なわけで、、、

 

今年は、新しい自分を産んだ

のではなく、本当の自分を産み直した、、、いや、それも違うな

もともと私の中にいた、本当の自分に再会することができた

結果として、わたしにとっては、非常に聖なる一年ともいえる大きな一年になりました

 

ただ

ずっと生き別れになっていた本当の自分と出会ったはいいけれど

なにせずっと離れていたので

その関係は、まだよそよそしく互いにまだ

「あ、、どうも」

みたいな感じ

下手したら、表面的ないそがしさにかまけて、その存在を忘れてしまったりする。ごめん

この韓国ドラマも降参の再会の瞬間から、

外側の自分と、自分の中の本当の自分との関係を

リアルに日々の生活の中で深めていくのが

来年という年なんだなと感じています。

 

外側のわたしが、中にいるもう一人の私と、バチっとひとつになれたとき

私はやっと全体に「本当の自分」として、落ち着いてなおかつ軽やかに私らしく動いていけるんだろうなと

今の時点では感じています。

 

外側に派手な動きはでてこないかもしれないけれど

そんな新しい関係が深まっていく明日からの2016年がすごく楽しみだな と

感じている2015年の年の瀬です。

 

もしも、読んでくださった方がいらしたとしたら

ありがとうございます。

あなたにとってはどんな2015年だったでしょうか

どんな2016年になりそうでしょうか

どうぞお健やかで、味わいある2016年をお過ごしくださいね。よいお年を、、、

 

 

AUTHOR

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2015/12/31