NY流断捨リサイクル 

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必要な物が、必要な時に、必要な人に
神様からの贈物

まぁ 今あるすべてが神さまからの贈物なんだけどね

あれは2013年の秋

鈴木七沖監督作品 映画「スイッチ」がNY国際映画フィルムフェスティバルで上映されることになり

鈴木監督とそして 遺伝子のスイッチをオンにして「宇宙に感謝を増やす」使命を生きている人として

映画にも登場しているふうちゃん こと入江富美子さんがNY入り

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その年の春にふうちゃんと

和歌山 ゆの里でまゆともトークをさせていただき

 

へそ道にも参加させていただいたご縁で

 

「ちゃんとお迎えしないと」

 

と思った私は

ふうちゃんの映画の上映会や講演会やへそ道ワークショップ

おまけに鈴木監督のパートナーであるところの

橋本雅子さんのあろは呼吸のクラス(個人的に興味があったので)

まで、一週間ほぼ毎日 立て続けにイベントを主催することとあいなったわけです。

 

でも、今までひとさまが裏でそうやって支え作ってくださった舞台に

のっかって仕事をさせてもらう側で、その舞台を用意する方をやったことがない

舞台に乗っかる方の下積みは十分すぎるほどやったけど

裏方の下積み経験がない

しかも実はそういうこと(だんどり)がかなり苦手(後から気がつく)

 

にもかかわらず 異様にがんばった

 

逐一そんな様子もFBにのせていたら

あまりに情けない様子に見かねた日本にいる友人が

 

「桜子さんがNYで当たって砕けています。皆さんヘルプを、、、」

みたいなことを書いてくださった。

 

あははは

 

そう、当たって砕けてた。

 

でも、ふうちゃんの映画 「天からみれば」の中で聞いた

「できないのと、やらないのは違うよ」

という言葉だけをマントラのように唱えて日々奔走していたのです。

 

やろうと思えばいくらでもやることがある

できることがある

動いて動いて飛び込んで

そうすると、どんどんひろがるものがある

つながるものがある

いつもにもまして天にも応援してもらってる実感が濃くなり

 

カーテンがゆれるその様子にすら

「がんばれよ〜」

の声が聞こえるような(気のせいでもいい)

そんな気持ちで過ごしていた時のこと

 

イベントをするのに、受付用の小さめの机があるといいなあ

買おうかなあ

でも一回のために買うのもなあ

 

と、思った途端

目の前に現れたのです

子供と道を歩いていたら

 

落ちてた

 

これ、NYではよくあるんです

NY流 断捨リサイクル

状態のいい家具など、そのあたりに置いておく

早い者勝ち

その時見つけて、自力で運べた人がもらっていく

ダウンタウンよりアップタウン

イーストサイドよりウエストサイドの方がいいものが落ちてるという噂

ちなみにこれも天からいただきました

http://sakurako.tv/post-482.html

 

たまに、ただ単に引っ越しの最中で一時的にそこに置いているだけ ということもあり

そのあたりはちゃんと見極めないと

泥棒になってしまう

 

で、この時ももちろんちゃんと確かめた

引っ越しじゃない 確定 これは間違いなく

NY流 断捨リサイクル!

早いもの勝ち

 

机に手をかけ 「私がいただきます」を何気にアピールしたものの

しかし、、、

そこは大通り 人がたくさん歩いている

家までほんの100メートルほどとはいえ

これを 小学生の子供と二人で白昼堂々運ぶのか????

 

と躊躇するわたしを

当時9才の息子が一喝

 

「ママっ! そこっ! ちゃんと持って!運ぶよ! 欲しいんでしょ!」

「はい」

 

二人でえっちらおっちら運んで

きれいにふいて消毒して イベントで大活躍

 

あれから3年近く月日が流れた

すっきりしてきた キッチンに

「買おうと思ってもなかなかないよこんなぴったりなの」と

今も見るたび にんまり〜

この机を毎日ふいて磨いて、わたし的に楽しいことをいろいろして

いや別に 机が買えないわけじゃないけれど

なんか、嬉しいじゃないですか 楽しいじゃないですか この方が

 

手放してくれた人 ありがとう

かみさま ありがとう

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 必要な物が、必要な時に、必要な人に、、、

 

そう思ったら自分が今必要でないものを手放すのも

悲壮感じゃなくて、「なんだか素敵な気持ち」で手放していける、、、ことが、、、増える、、、かも、、、

 

NY流手放し方

*状態のよい家具は家の前に置いてみる、、という冒険もアリ

*断捨離して家庭用品、本、洋服など大きいゴミ袋4袋分たまったら

サルベーションアーミーがピックアップにきてくれます

予約をいれて、自分を追い込み(!)断捨離するのも効果的

*housing works などお近くのthrift shop に持ち込むのもいいですね

*日本語の本はブックオフ  知り合いがいれば日本語学校のバザー用に募る時を狙う手もある

*英語の本は図書館(場所によるので要チェック)に寄付もできる

 

 

AUTHOR

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片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2016/02/18