お茶巾も凍る氷点下野点

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「真っ白な雪上、赤い毛氈、着物な女とお抹茶」の図を実現したい

 

 

予報ほどの積雪にはならなかったもののIMG_7903

これを目の前に、じっとしているのは難しい

いざ、かまくら2017 か!?

http://sakurako.tv/post-2193.html  (いざ、かまくら2016)

 

しかし、今回の雪は硬い!ほぼ凍っている!

足を踏み入れても沈まない!

かまくらには向かないかも

では、、、やはり野点夫人としては あれしかない

 

頭の中のイメージは

真っ白な雪の上に、赤い毛氈、そして着物な女とお抹茶と、、、

でも

マイナス4度だし〜

雪に濡れて着物がダメになるのも避けたい

すそまわりもはしょりたい、、、帽子、、、作業できる手袋、、、

 

とか芋づる式に考えていくと、、、あらま

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まさに

ああいうチャラチャラした着物の着方だけはしたくない

な仕上がりに。

 

しかし、やってしまえば、その気になり、、、

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後ろはこんな感じよー らくちーん

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うふっ 17202864_996396710494960_6193045401024413765_n

おそろしいことに、、人は慣れる

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なりきり〜 でしばし遊んで、本来の目的(それも遊びだが)忘れるところだった

野点、野点、 「真っ白な雪の上の毛氈で、着物な女の野点」の図を形にすること だった

 

この着物の下には、ユニクロ、ヒートテックのタートルネック

インナーダウンジャケットに、ダウンベストを重ね着 起毛裏地付きのパンツ着用

氷点下4度の白い世界へ いざ出陣!

 

まず、毛氈ふうの敷物を敷く 、、、 で、時折ふく突風に

いきなり挫折

やり直し

四隅を夫のダンベルで抑えることに

 

この時点で、当初の映像イメージは

挫折

絵にならん!!

 

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ま、しかし

気を取り直し、着物の柄もピンクの花なので、今日はさっそく

日本のお友達にいただいたピンクのさくらの花びらセットでいきませう。

 

そして、これまた別の日本のお友達にいただいたさくら型のお菓子を乗せたら

あらまパズルみたいにぴったり

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ひっくり返したら真っ白で、質感が雪みたいで、あらこっちもいいかも

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と、このあたりまではそれでもまだ 余裕ありあり

毛氈の上よりも いっそ真っ白な雪の上に、、、

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お湯を注いで、、

あぁ湯気が、愛おしい

そしてすぐ湯気、、、消える

 

茶巾でお茶碗を、、、茶巾で、、茶巾で、、、

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こ、こ、凍ってるしぃ〜 カキンコキーン

 

そっか

そうだよね

氷点下 だもんね 氷点の下なんだもんね

水に濡らしてしぼってある茶巾も凍るわさ

 

なんとか、頑なな茶巾の機嫌をとりなし お茶碗をふいて

さあ

お抹茶を、、、 入れたところへ、、、

まさに見計らったかのような

突風がぁ〜 ぴゅう〜ウ〜

あっという間に

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肝心のまま、真っ白な雪がっ、、、!!!

抹茶アートだぁ!

ではごまかしきれない

 

まさにお茶碗の真上で、誰かが思いっきりくしゃみをしたような 状態ね

 

相次ぐ予想外な展開に

あわてて、間違いセルフィー

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思わず目が涙目 な野点夫人

もう、ここからはほぼ撤収モード  さっさとね、もうさっさと

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写真に紗がかかったようになっているのは

効果ではなく、、、

アイフォンが泣いている

じゃなくて、ミニ三脚が風で倒れて、雪の中に一瞬埋もれた

アイフォンレンズが涙目になっているため

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うーん

なんか欲しかったイメージと全然違うなぁ

 

もう一度 撮り直し、、、

と思ったところで

 

アイフォン ご臨終

おーーーーい!!今かい!!

 

寒すぎてストライキ

 

「真っ白な雪上、赤い毛氈、着物な女とお抹茶の図」実現

強制終了

 

いろいろと、難関続きの今回の雪野点でありました

までも、トライしたことに意義があったといたしましょう

お疲れ、お疲れ よく遊びました と

マジ撤収の前にもう一服

 

あぁ、、、

あったかーい

おいしぃー

 

 

だから、そういうことなんだよね

いろいろ学んだ 氷点下、雪野点でありました

 

AUTHOR

プロフィール写真
片岡 桜子 / Sakurako Kataoka

神戸生まれ。
30年前、関西TVニュースキャスターの仕事を辞し渡米。

その後ニューヨークにて、FM802、フジTV、NHKのリポーター、ハリウッドスターのインタビューなどをつとめ、またアメリカ大手金融業界にも籍をおくなど、数々の仕事に従事。

40才で結婚、43才で出産。

しばし子育てを楽しむが、50代が見えてきた頃、「余生」と呼ぶには長すぎる人生の後半をどうやって生きていけばいいのかと問い始めソウルサーチングの旅を始める。

  

YouTubeにMayutomo Channelというインタビュー番組を作り、「命」や「宇宙の仕組み」を日常に落とし込んでおられる先生方にお話を伺う。

登録者数は6300人を超え、今も増え続けている。

NYではアーバンシャーマン(都会の長老)的先生方から、体、ムーブメント、声などを使って、自分の奥の奥にある声を感じる方法を学ぶ。

教えを実践していたある夜、自分の中の「聖なる存在」と体感的に再会。

いついかなる時も自分だけを愛してくれていた存在が自分の内にいてくれたことに感動し、押さえつけ無視し続けてきたことを詫び、そこからはその声を感じて行動すると誓う。

そうするうちに、深い喜びと感謝が内から溢れ出し、もう満ち足りているので、何もしなくてもいいと感じ始めた途端、突然57才でショートフィルムの主演女優デビューしたり、58才で自作のミュージカルショーの舞台に立ったりと、思いもよらなかった、本人も忘れていた大昔の夢が、棚からぼたもち的に勝手に叶いだし、人生は宇宙の台本どおりなのだと実感する。

魂の声どおりに生きる喜びをショーや語りで表現し、アラフィフ世代の背中を押し続けている。

ショーの動画はこちらhttps://www.notsosuperherogirl.com/about

片岡桜子(長い長い)プロフィールはこちら

公開日:2017/03/16